法嗣(読み)ホッシ

精選版 日本国語大辞典 「法嗣」の意味・読み・例文・類語

はっ‐す【法嗣】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。師から仏法の奥義を伝えられた弟子。師の法統を受けついだもの。禅家でいう。嗣法
    1. [初出の実例]「総は黄龍慧南禅師の法嗣なり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)谿声山色)
    2. [その他の文献]〔勅修百丈清規‐三〕

ほっ‐し【法嗣】

  1. 〘 名詞 〙 禅宗で、師から仏法の奥義を伝えられた弟子。ふつう、「はっす」と読まれる。→はっす

ほう‐しホフ‥【法嗣】

  1. 〘 名詞 〙はっす(法嗣)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む