石綿粉塵(読み)せきめんふんじん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「石綿粉塵」の意味・わかりやすい解説

石綿粉塵
せきめんふんじん

石綿のちり。石綿工場などで加工中に飛び散ったり,建築材料として用いられていた石綿材(→石綿セメント板)を改築のために取り壊すときなどに発生したりする。人間が吸引すると塵肺や肺癌の原因になるとされ,日本では 2005年頃に大きな社会問題となった。石綿はしなやかな繊維状の形で産する蛇紋石近縁の鉱物で,簡単に織物などに加工できるため,耐火性建築材料などに広く用いられてきた。

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