磁気電気効果(読み)ジキデンキコウカ(その他表記)magnetoelectric effect

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「磁気電気効果」の意味・わかりやすい解説

磁気電気効果
じきでんきこうか
magnetoelectric effect

磁場を加えたときに結晶が磁場に比例した電気分極を生じる現象,または逆に電場を加えたときに電場に比例した磁化を生じる現象。この効果反強磁性体の α-Ti2O3 ,α-Cr2O3フェリ磁性体の GaFeO3 で観測されている。スピン配列まで含めた結晶構造特定対称性を示すときに,磁場,電場の一次項が打消し合わないためにこの効果は大きい。

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化学辞典 第2版 「磁気電気効果」の解説

磁気電気効果
ジキデンキコウカ
magnetoelectric effect

電気磁気効果ともいう.結晶に電場をかけると,その方向の電場に比例した磁化を生じたり,同じ結晶に磁場をかけると,その方向に磁場に比例した電気分極を生じる現象をいう.この効果がみられる結晶は,Cr2O3などのような特殊な磁気結晶群に属するものに限られる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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