デジタル大辞泉
「第三脳室」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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だいさん‐のうしつ‥ナウシツ【第三脳室】
- 〘 名詞 〙 間脳の正中部にある幅の狭い腔所(こうしょ)。側壁の上部は視床、下部は自律神経系の中枢のある視床下部からなる。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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第三脳室
だいさんのうしつ
third ventricle
間脳の正中部にある扁平な内腔。左右の側脳室に続く脳室という意味で第三脳室と呼ばれている。上壁は単層の上皮細胞から成るが,下壁は厚くて視床下部の大部分がこれにあたる。左右両壁は視床の内側面にあたり,左右両壁を連ねる灰白連合である視床間橋が中央部にある。前方は視床の前端にある室間孔によって側脳室に通じ,後方は後交連の前方で,中脳水道に通じている。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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世界大百科事典(旧版)内の第三脳室の言及
【脳】より
…以上の脳胞はいずれも神経管の部分として分化してくる構造であるから,それぞれの内部には管腔があり,それらの管腔は互いに連絡している(すなわち,神経管の内部にある中心管にあたる)。左右1対の半球胞の内腔は側脳室,間脳の内腔は第三脳室,菱脳の内腔は第四脳室と呼ばれる。中脳の内腔と脊髄の内腔は神経管の内腔,すなわち中心管としての形態をとどめていて狭い。…
※「第三脳室」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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