精進物(読み)ソウジモノ

精選版 日本国語大辞典 「精進物」の意味・読み・例文・類語

しょうじん‐ものシャウジン‥【精進物】

  1. 〘 名詞 〙 野菜、海藻、穀物類ばかりで、魚介、肉類を使わない食物植物質の食物。しょうじもの。
    1. [初出の実例]「止魚類以精進物饗之」(出典九暦‐九条殿記・大臣家大饗・天慶六年(943)正月一〇日)

そうじ‐ものサウジ‥【精進物】

  1. 〘 名詞 〙しょうじんもの(精進物)
    1. [初出の実例]「さうじものなければ、むまときより後に、揖取のきのふつりたりし鯛に、銭なければ、米をとりかけて、おちられぬ」(出典:土左日記(935頃)承平五年一月一四日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む