デジタル大辞泉 「腰弁当」の意味・読み・例文・類語 こし‐べんとう〔‐ベンタウ〕【腰弁当】 1 腰に弁当をさげること。また、その弁当。2 《江戸時代、勤番の下侍が腰に弁当をさげて出仕したところから》毎日弁当を持って出勤する人。下級官吏や安月給取りのこと。[類語]弁当・駅弁・どか弁・幕の内弁当・折り詰め 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「腰弁当」の意味・読み・例文・類語 こし‐べんとう ‥ベンタウ【腰弁当】 〘名〙① 腰に弁当をさげて出かけること。また、弁当を持参すること。また、その弁当。腰弁。※雑俳・川柳評万句合‐宝暦一二(1762)宮二「山うばはこし弁当の支度をし」② (江戸時代、勤番の下侍が袴の腰に弁当をさげて出仕したところから) 毎日弁当を持って出勤するような下級役人や安月給取りをいう。腰弁。※浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉一「ヤレ嬉しやと言った所が腰弁当の境界、なかなか浮み上る程には参らぬが」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報