出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…横隔膜を作っている筋束は,胸郭下口,すなわち下位肋骨,胸骨下端,第1ないし第3腰椎の前面から起こり,横隔膜中央部の腱中心に付着している。
[呼吸と腹圧]
横隔膜が収縮すると,上方に凸のドームが扁平になり,その分だけ胸腔が広がり,胸膜腔内の陰圧が増し,息を吸いこむ(吸気)。また横隔膜が弛緩すると,ドームは再び上方に向けて高まり,胸腔が縮小して息をはき出す(呼気)。…
…頸管および腟にはひだがあり,開大しやすい構造になっている。
[娩出力]
娩出力には子宮収縮すなわち陣痛と腹圧とがある。分娩時の子宮収縮を分娩陣痛または単に陣痛labor painsというが,子宮収縮そのものは非妊時にも妊娠中にもみられる。…
※「腹圧」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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