花雨(読み)かう

精選版 日本国語大辞典 「花雨」の意味・読み・例文・類語

か‐うクヮ‥【花雨】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 花が雨のように散ること。また、その花。特に天上から降る花をいい、神仏加護しるしとする。
    1. [初出の実例]「深房春不暖。花雨自然来」(出典文華秀麗集(818)中・答澄公奉献詩〈嵯峨天皇〉)
    2. [その他の文献]〔李白‐尋山僧不遇作詩〕
  3. 花の咲くころに降る雨。花に降る雨。〔貫休‐春山行〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「花雨」の読み・字形・画数・意味

【花雨】か(くわ)う

雨のように降る花。唐・貫休〔春山行〕詩 重疊たり、太古の色 たり、雨の時

字通「花」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む