解離度(読み)カイリド

精選版 日本国語大辞典 「解離度」の意味・読み・例文・類語

かいり‐ど【解離度】

  1. 〘 名詞 〙 物質が解離しているとき、解離した分子数(または式量)と解離前の全分子数(または全式量)との比。物質が電離する場合の解離度を電離度という。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

化学辞典 第2版 「解離度」の解説

解離度
カイリド
degree of dissociation

解離平衡において解離した分子の割合記号α.たとえば,

AB A + B

の解離において,解離前のABの量を1 mol とすれば,平衡状態での各物質の量はABが(1 - α)mol,AおよびBはα mol となる.一般に気体の解離では低圧なほど,電解質溶液の解離(電離)では溶質濃度が希薄なほど,解離度は大となる.[別用語参照]オストワルトの希釈律

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の解離度の言及

【解離】より

…電離定数が大きいほど電離の程度は大きく,たとえば酸の電離定数が大きいほど酸として強い。解離平衡において,解離した割合を解離度といい,電離平衡の場合にはとくに電離度という。解離度は直接測定によって求められ,これから解離定数が求められる。…

【電離】より

…多くの電解質が水によく溶けてイオンに解離するのは,水和によるイオンの安定化のためである。電解質MXの溶液において,加えたMXの量から求めたMXの全濃度をc,溶液中で解離しているイオンM(またはX)の濃度をc′とするとき,MX全体に対するイオンの割合を示す量,すなわちα=c′/cをMXの電離度(または解離度)という。【玉虫 伶太】。…

※「解離度」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

大寒の用語解説を読む