酸化カリウム(読み)サンカカリウム

化学辞典 第2版 「酸化カリウム」の解説

酸化カリウム
サンカカリウム
potassium oxide

K2O(94.20).金属カリウムを真空中で加熱し,少量の乾燥空気と反応させて得られる.室温白色粉末,熱すれば黄色となる.密度2.32 g cm-3.350 ℃ で分解してK2O2とKとになる.潮解性で,水に溶かすとはげしく反応して水酸化カリウムを生じる.エタノールエーテルに可溶.断熱保温材成分,ガラス繊維,うわぐすり成分として用いられる.[CAS 12136-45-7][別用語参照]過酸化カリウム

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む