酸植物(読み)さんしょくぶつ(その他表記)acid plant

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「酸植物」の意味・わかりやすい解説

酸植物
さんしょくぶつ
acid plant

カタバミ,スイバ,ベゴニアなど細胞液がシュウ酸などの有機酸に富んでいる植物。一般に植物は土壌からアンモニアを吸収してもその窒素分を利用するどころかアンモニアの毒性によって中毒を起すものであり,土壌の酸性度が低いときにこの現象は著しいとされている。しかし酸植物は体内でアンモニアを中和してアンモニウム塩としてしまい,ときにシュウ酸アンモニウムの結晶が細胞内に析出する。

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