風露草科(読み)ふうろそうか

精選版 日本国語大辞典 「風露草科」の意味・読み・例文・類語

ふうろそう‐か フウロサウクヮ【風露草科】

〘名〙 双子葉植物の科名。五属約七五〇種があり、世界中に広く分布する。草本、まれに低木で、しばしば全草が毛におおわれ、葉は互生または対生し托葉がある。五数性の花は放射相称または左右相称両性。萼は宿存性で五個、時に合生し五裂。花弁は五枚。雄しべは花弁の二~三倍数かまたは多数、通常先熟子房上位で三~五室、各室に一~二個の胚珠がある。しべ柱は長く先端で五柱頭になる。果実分離果蒴果。日本にはゲンノショウコハクサンフウロの仲間一属一二種が自生している。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android