奴 やつ
- 日中辞典 第3版
- 1〔人に対して〕[軽蔑して]东西dōngxi,家伙jiāhuo;[目下を親しんで]小子xiǎozi.いやな~奴|讨S…
奴国(なこく) なこく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 福岡市付近にあった弥生(やよい)時代の原始国家。「なのくに」ともいう。『日本書紀』に儺県(なのあがた)・那津(なのつ)とみえ、後の那珂(なか)郡に…
後漢【ごかん】
- 百科事典マイペディア
- →漢
奴奴清水桜 やっこやっこ きよみずざくら
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。作者河竹新七(2代) ほか初演明治4.2(東京・市村座)
奴国(なのくに) なのくに
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →奴国
奴物 (やっこもの)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 歌舞伎狂言の一系統。武家の従僕としての奴あるいは旗本奴,町奴を主人公にする。寛文期(1661-73)の江戸の記録には,役柄として〈奴方〉〈子奴〉が…
ばちびん‐やっこ【×撥×鬢▽奴】
- デジタル大辞泉
- 髪形を撥鬢にしていること。また、その町奴まちやっこ。
ひげ‐やっこ【×髯▽奴/×髭▽奴】
- デジタル大辞泉
- 近世、ほおひげのある武家奴。作りひげや描きひげの者もいた。
かど【家奴】
- 改訂新版 世界大百科事典
奴変 ぬへん
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ⇨ 民変・奴変
日待奴 ひまちやっこ
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。初演寛文3.4(江戸・松平大和守邸)
奴紅葉狩 やっこのもみじがり
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。初演寛文5.11(江戸・坂東又九郎座)
やっこ‐おどり(‥をどり)【奴踊】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 奴に扮(ふん)してする踊り。〔俳諧・俳諧新式(1698)〕
やっこ‐わげ【奴髷】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =やっこしまだ(奴島田)〔随筆・守貞漫稿(1837‐53)〕
やまのて‐やっこ【山手奴】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 江戸時代、山の手方面に住む大名や旗本に仕えた奴。赤坂奴。[初出の実例]「大名やっこは、いたりてしっぽりとする、山手やっこも大形この…
やりもち‐やっこ【槍持奴】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 槍持をする奴。[初出の実例]「供先打わる槌のこの、鑓持やっこがいとびんも、はりのけつきのけわってのる」(出典:浄瑠璃・曾我扇八景(…
滑奴 (ナメラヤッコ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 動物。キンチャクダイ科の海水魚
から‐やつこ【韓奴】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 帰化して奴婢(ぬひ)となった韓人。[初出の実例]「自ら黙(もたあること)能はずして韓奴(カラヤツコ)室(むろ)・兄(え)麻呂・弟麻呂・御倉(…
け‐やっこ【毛奴】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「け」は接頭語 ) やっこをののしっていう語。[初出の実例]「嘘吐き奴の粕奴、黴の生へたけやっこと笑ふてちりぢり帰りけり」(出典:浄…
こ‐やつ【此奴】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 代名詞詞 〙 =こいつ(此奴)(イ) 人をさす場合。[初出の実例]「此やつめ、宿に居たひと申、いとまをこい候程に」(出典:寒川入道筆記(1613頃)…
奴柘 (イヌツゲ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 学名:Ilex crenata植物。モチノキ科の常緑低木・小高木,園芸植物
せん‐ど【賤奴】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① しもべ。やっこ。召し使い。奴隷。[初出の実例]「其外昔時欧州に賤奴と云ふ者がありて〈略〉実に牛馬同様に駆役されて」(出典:真政大意…
に‐やっこ【煮奴】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 大きく賽(さい)の目に切った豆腐を醤油、鰹節などで煮たもの。煮奴豆腐。[初出の実例]「煮やっこで堂をほめほめのんで居る」(出典:雑俳…
农奴 nóngnú
- 中日辞典 第3版
- [名]農奴.→~农奴主/.
奴化 núhuà
- 中日辞典 第3版
- [動]奴隷化する.~教育jiàoyù/奴隷化教育.
soítsú, そいつ, 其奴
- 現代日葡辞典
- 【Col.】(a) O tipo;o gajo;o cara;o sujeito;(b) Isso;essa coisa.~ wa arigatai|そいつは有難い∥Que bom [pechincha/coisa boa]!⇒son…
【酪奴】らくど
- 普及版 字通
- 茶。字通「酪」の項目を見る。
【牧奴】ぼくど
- 普及版 字通
- 牧夫。字通「牧」の項目を見る。
【僕奴】ぼくど
- 普及版 字通
- 下男。字通「僕」の項目を見る。
【大奴】だいど
- 普及版 字通
- 奴隷頭。字通「大」の項目を見る。
【飛奴】ひど
- 普及版 字通
- 伝書鳩。〔開元天宝遺事、開元、伝書鴿〕張九齡、少年の時、家に群鴿(ぐんかふ)をふ。親知に書信を與ふるに、只だ書を以て鴿(いへばと)の足の下にけ…
【奴客】どきやく
- 普及版 字通
- 家奴。字通「奴」の項目を見る。
【奴視】どし
- 普及版 字通
- 奴僕扱い。字通「奴」の項目を見る。
【斑奴】はんど
- 普及版 字通
- 老虎。字通「斑」の項目を見る。
【蜂奴】ほうど
- 普及版 字通
- 働き蜂。字通「蜂」の項目を見る。
鳶奴 (とんびやっこ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 歌舞伎舞踊の曲名。長唄。本名題《初鰹の戯奴僕(はつがつおのきらわれやつこ)》。1814年(文化11)5月江戸市村座初演。十二変化所作事《倣三升四季…
奴坂
- デジタル大辞泉プラス
- 東京都港区南麻布にある坂の名。「谷小(やこ)坂」または「薬王(やくおう)坂」が訛ったものとも、付近に奴が多く住んでいたことに由来するともされる。
こ‐いつ【×此▽奴】
- デジタル大辞泉
- [代]《「こやつ」の音変化》1 三人称の人代名詞。話題になっている人を軽んじ、ののしったり親しみをこめたりしていう。「だって此奴が先にやった…
わたくし‐め【私▽奴】
- デジタル大辞泉
- [代]《「め」は卑しめの意をもつ接尾語》一人称の人代名詞。自分のことをへりくだっていう。
奴長兵衛 (やっこ-ちょうべえ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 江戸時代後期の木工。図案にたくみで,天保(てんぽう)5年(1834)「いろは絵様集」をあらわした。
ゆ‐やっこ【湯▽奴】
- デジタル大辞泉
- 「湯豆腐ゆどうふ」に同じ。
べらぼう‐め〔べらバウ‐〕【べらぼう▽奴】
- デジタル大辞泉
- [感]相手をののしっていう語。「あたりまえだ、べらぼう奴」
ぜん‐ど【×髯奴】
- デジタル大辞泉
- ひげの濃い人、特に欧米人を卑しめていう語。
やっこことば【奴ことば】
- 改訂新版 世界大百科事典
奴変 ぬへん nu-bian; nu-pien
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国の奴隷反乱,特に明末から清初,江南を中心として河南,福建地方に起った奴隷反乱をいう。当時この地方の地主層のなかには農業経営に家人,僮僕…
いとびん‐やっこ【糸鬢奴】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 頭を糸鬢に結ったやっこ。また、その髪形。[初出の実例]「糸びんやっこが若しらが」(出典:浄瑠璃・曾我扇八景(1711頃)紋尽し)
ど‐し【奴視】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 奴僕や奴隷のような使用人として、あるいは、軽蔑すべき人間として見下げたり扱ったりすること。[初出の実例]「且つ今の士の金に屈する、…
す‐やつ【其奴】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 代名詞詞 〙 ( 「そやつ」の変化した語 ) 他称。軽んじて用いる中称。[初出の実例]「すやつはいづち行くとも、よくありなんや。今逢ふとも、我ら…
ぜん‐ど【髯奴】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 口ひげの多い人を卑しめていったことば。〔王褒〕② 欧米人を卑しめていったことば。[初出の実例]「一番髯奴(ゼンド)輩(ばら)の…胆…を…ア…
こ‐いつ【此奴】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 代名詞詞 〙 ( 「こやつ」の変化した語 ) 他称。話し手側の人、事物などをさし示す(近称)。「これ」に対して話題の人物をののしったり遠慮なく…