せい‐び【斉眉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 食膳を捧げる時、その高さを眉と等しくする意から ) 妻が夫をあつく敬うこと。妻が夫によく仕えること。〔後漢書‐梁鴻伝〕
そう‐び(サウ‥)【双眉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 左右のまゆ。[初出の実例]「双眉僧老睡二宵雪一、九乳鐘鳴伝二暁霜一」(出典:本朝無題詩(1162‐64頃)三・六波羅蜜寺対月〈中原広俊〉)[…
あいきょう‐まゆ(アイキャウ‥)【愛敬眉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 顔に、いちだんとあいきょうを添える眉。
まゆ‐づくり【眉作】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 「まゆつくり」とも ) 眉墨で眉をかくこと。また、そのための道具。まゆかき。[初出の実例]「御眉墨 御眉造」(出典:吾妻鏡‐文応元年…
まよ‐がき【眉描・黛】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =まゆかき(眉描)[初出の実例]「麻用賀岐(マヨガキ) 濃(こ)に書き垂れ 逢はしし女(をみな)」(出典:古事記(712)中・歌謡)
眉間尺 みけんじゃく
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。初演明治34.11(東京・市村座)
まびさし【眉庇】
- 改訂新版 世界大百科事典
眉 常用漢字 9画
- 普及版 字通
- [字音] ビ[字訓] まゆ[説文解字] [甲骨文] [字形] 象形目の上に眉のある形。〔説文〕四上に「目上の毛なり」とし、「目に從ひ、眉の形に象る。上は…
剑眉 jiànméi
- 中日辞典 第3版
- [名]まっすぐでしり上がりの(りりしい)眉.
展眉 zhǎnméi
- 中日辞典 第3版
- [動]<書>愁眉を開く.ほっと安心する.
【抗眉】こうび
- 普及版 字通
- 屈しない気象。字通「抗」の項目を見る。
【信眉】しんび
- 普及版 字通
- 眉をあげる。字通「信」の項目を見る。
【脩眉】しゆうび
- 普及版 字通
- 長眉。字通「脩」の項目を見る。
【眉月】びげつ
- 普及版 字通
- 三日月。字通「眉」の項目を見る。
【厖眉】ぼう(ばう)び
- 普及版 字通
- 長く伸びたまゆ。老人。〔文選、思玄の賦、李善注に引く漢武故事〕武~(顔)駟(がんし)の厖眉髮なるを見て、~問うて曰く、、何れの時にと爲れる。…
【燃眉】ねんび
- 普及版 字通
- 焦眉。字通「燃」の項目を見る。
が‐び〔グワ‐〕【画眉】
- デジタル大辞泉
- まゆ墨でまゆをかくこと。まよがき。まよびき。
けむし‐まゆ【毛虫眉】
- デジタル大辞泉
- 太く濃い、毛虫のようなまゆ。げじげじまゆ。
たい‐び【×黛眉】
- デジタル大辞泉
- まゆずみでかいた眉まゆ。
し‐び【▽芝眉】
- デジタル大辞泉
- 他人の顔を敬っていう語。お顔。
まゆ‐ぎわ〔‐ぎは〕【眉際】
- デジタル大辞泉
- 眉毛のはえぎわ。
まよ‐がき【▽眉書き】
- デジタル大辞泉
- 「まゆがき」に同じ。「―濃こに書き垂れ逢はしし女をみな」〈記・中・歌謡〉
みけん‐じゃく【眉間尺】
- デジタル大辞泉
- 古代中国の説話中の勇士のあだ名。身長が高く、顔が大きく、両眉の間が1尺もあったところからいう。春秋時代の伍子胥ごししょや、刀剣の名工干将かん…
ぼう‐まゆ〔バウ‐|ボウ‐〕【×茫眉/棒眉】
- デジタル大辞泉
- 眉をそり、こめかみの下に墨でまっすぐ横に描いた眉。公卿などの若年の者が16歳未満で元服したときに描いた。
ほそ‐まゆ【細眉】
- デジタル大辞泉
- 細長い眉。三日月形の眉。細眉毛。
もろ‐まゆ【▽諸眉】
- デジタル大辞泉
- 「諸眉烏帽子もろまゆえぼし」の略。
まゆつば【眉唾】
- 改訂新版 世界大百科事典
べらぼうまゆ【べらぼう眉】
- 改訂新版 世界大百科事典
よこ‐まゆ【横眉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 成人男子の置眉(おきまゆ)の一種。眉頭を濃く、末を薄くぼかした眉。殿上眉(てんじょうまゆ)。[初出の実例]「御眉はももまゆ也。御烏帽子…
かき‐まゆ【書眉・描眉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 墨で眉を書くこと。また、書いた眉。[初出の実例]「黛華といふは是れ青蓮花なり。〈略〉画眉(カキマユ)する所以なり」(出典:法華経釈文…
かぎ‐まゆ【鉤眉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 鉤のように折れ曲がった眉。[初出の実例]「かぎ眉で候もの」(出典:虎明本狂言・今参(室町末‐近世初))
しゅ‐び【鬚眉・須眉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ひげとまゆげ。[初出の実例]「松竹凌レ霜三代節、鬚眉凌レ雪七旬情」(出典:本朝無題詩(1162‐64頃)三・翫月〈藤原敦光〉)「水が静にし…
かた‐まゆ【片眉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 片方の眉。眉の片一方。[初出の実例]「光みつもちの面影いつなれやかたまゆ残す有明の月〈鴨長明〉」(出典:正治二度百首(1200)月)「宮…
页眉 yèméi
- 中日辞典 第3版
- [名]<電算>ヘッダー.
引き眉 ひきまゆ
- 日中辞典 第3版
- 描眉miáo méi.~引き眉をする|描眉.~引き眉の女性|描眉的女人.
【灸眉】きゆう(きう)び
- 普及版 字通
- 眉に灸する。狂疾を治すという。宋・軾〔劉貢父、余が歌詞数首を見、詩を以て戯れらる。聊(いささ)か其の韻に次す〕詩 剌舌(らつぜつ)(辛剌の言)…
【月眉】げつび
- 普及版 字通
- 三日月眉。字通「月」の項目を見る。
浓眉 nóngméi
- 中日辞典 第3版
- [名]濃い眉毛.~大眼/濃い眉毛に大きな目;<喩>荒武者のようなたくましい顔つき.
眉眼 méiyǎn
- 中日辞典 第3版
- [名]眉目.顔かたち.这姑娘~长zhǎng得不错/この娘は器量がよい.
【張眉】ちようび
- 普及版 字通
- 興奮する。字通「張」の項目を見る。
【低眉】ていび
- 普及版 字通
- 伏目になる。唐・白居易〔琵琶行〕詩 眉を低(た)れ、手に信(まか)せて、續續と彈ず き盡す、心中無限の事字通「低」の項目を見る。
【眉眼】びがん
- 普及版 字通
- 眉目。字通「眉」の項目を見る。
【眉睫】びしよう(せふ)
- 普及版 字通
- 眉と、まつげ。つらつき。〔金史、趙元伝〕り、人をしてにたふ。官圜(めぐ)りてるも、爲すを知る(な)し。~元、田中の耒(すき)を釋(お)きて來るを指…
【眉雪】びせつ
- 普及版 字通
- 白い眉毛。宋・韓維〔景仁(鎮)の元夕に和す、二首、一〕詩 詩、事を懷ふ 眉、霜稜(さうりよう)慘たり字通「眉」の項目を見る。
【眉頭】びとう
- 普及版 字通
- 眉もと。字通「眉」の項目を見る。
【描眉】びようび
- 普及版 字通
- 眉がき。字通「描」の項目を見る。
【豪眉】ごう(がう)び
- 普及版 字通
- 長い眉毛。〔後漢書、文苑下、趙壱伝〕趙壹~體貌魁梧(くわいご)。身の長(たけ)九尺、美須(鬚)豪眉、之れをむに甚だなり。字通「豪」の項目を見る。
まゆ‐ぎわ(‥ぎは)【眉際】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 眉毛のはえぎわ。[初出の実例]「眉(マユ)ぎは気高くきせ参らせ」(出典:浄瑠璃・曾我虎が磨(1711頃)上)
まゆ‐づき【眉月】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 眉に似た月、即ち新月。びげつ。《 季語・秋 》② 女性の細くひいた眉を①にたとえていう。[初出の実例]「極めて針小なる線の如く外毛を抜…
まゆ‐がしら【眉頭】
- デジタル大辞泉
- 眉の、眉間みけんに近い部分。びとう。