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「伯夷」の検索結果

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はく‐い【伯夷】

デジタル大辞泉
中国古代、殷いん末周初の伝説上の人物。孤竹君の子。国君の後継者としての地位を弟の叔斉しゅくせいと譲りあってともに国を去り、周に行った。のち…

はく‐い【伯夷】

精選版 日本国語大辞典
中国殷末周初の賢人。名は允。字は公信。叔斉の兄。周の武王が殷の紂王を討とうとした時、叔斉とともに諫めたが聞き入れられず、周の天下になると首…

はくい【伯夷】

改訂新版 世界大百科事典

伯夷・叔斉 (はくいしゅくせい) Bó yí, Shū qí

改訂新版 世界大百科事典
中国,殷末・周初の賢人。伯夷・叔斉の2人は孤竹国(遼西にあった国)の王子であったが,互いに王位を譲りあってともに国を出奔した。一度は殷の紂(…

伯夷・叔斉 はくいしゅくせい

日本大百科全書(ニッポニカ)
中国、殷(いん)周交代期(前1100前後)のころの伝説的な聖人の兄弟。伯・叔は長幼を示す。『史記』伯夷列伝によると、殷代の孤竹(こちく)国の国君の…

伯夷・叔斉 はくい・しゅくせい Bo Yi Shu Qi

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
中国,殷周交代期 (前 1100頃) に現れた賢人の兄弟。孤竹国 (河北省?) の公子。父が弟の叔斉を世継ぎにしたが,叔斉は兄の伯夷に譲ろうとし,ついに2…

伯夷・叔斉【はくい・しゅくせい】

百科事典マイペディア
中国の古代伝説上の賢人兄弟。伯夷が兄,叔斉は弟。孤竹国の公子。周の武王が殷(いん)の紂(ちゅう)王を討つのは不義であるとし,首陽山に隠れ,ワラ…

伯伯 bóbo

中日辞典 第3版
[名]<口>(父の兄に当たる)おじ;おじさん.▶血縁関係のない場合にもいう.呼びかけにも用いられる.二~/2番目のおじ.张~/張お…

夷 えびす

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
古くは「えみし」といい,異民族を意味する語であった。西南地方の異民族は,比較的早く同化されたが,東北地方の蝦夷 (えぞ) だけが,長く同化せず…

夷・戎 えびす

日中辞典 第3版
1〔えぞ〕虾夷Xiāyí.2〔未開の外国人〕未开化人wèikāihuàrén,野蛮人yěmánr…

えびす【夷・蝦夷・戎】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 「えみし(蝦夷)」の変化した語 )① 古代のアイヌ。えぞ。えみし。[初出の実例]「わが思ふ人だにすまばみちのくのえびすの里もうとき物…

い【夷】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 昔、中国で王化の及ばない地方の人をさげすんで称したことば。特に東方の人をさすが、一般に遠国の民族の総称としても用いられる。蛮人…

夷 い

日中辞典 第3版
夷yí.~夷をもって~夷を制す|以夷制夷.

えびす【×夷/×戎】

デジタル大辞泉
《「えみし(蝦夷)」の音変化》1 「蝦夷えぞ」に同じ。「その国の奥に―といふものありて」〈今昔・三一・一一〉2 都から遠く離れた未開の土地の人…

い【×夷】

デジタル大辞泉
《昔、中国で未開人、蛮族をさしていった語から》異民族。えびす。

夷/恵比須 (えびす)

改訂新版 世界大百科事典
七福神の一神として,福徳を授ける神とされ,家の台所や茶の間にまつられることが多い。春秋の夷(えびす)講には,財布にお金を入れて供えるなど商…

い【夷】[漢字項目]

デジタル大辞泉
[人名用漢字] [音]イ(呉)(漢) [訓]えびす1 古代中国で、東方の未開人の称。また一般に、異民族。未開の民族。「夷狄いてき/華夷・攘夷…

夷 yí [漢字表級]1 [総画数]6

中日辞典 第3版
1 <書>1 平らかである;安らかである.化险为~/無事に危険を免れる.2 (建物などを破壊して)平らにする.~为平…

はく【伯】

デジタル大辞泉
1 旧華族制度で、五等爵の第三位。伯爵。2 律令制で、神祇官の長官。

伯 はく

山川 日本史小辞典 改訂新版
⇒神祇伯(じんぎはく)

はく【伯】[漢字項目]

デジタル大辞泉
[常用漢字] [音]ハク(漢) [訓]かみ1 頭に立つ者。諸侯の長。「侯伯・方伯」2 神。「河伯・風伯」3 兄弟の序列で、最年長者。「伯兄・伯…

伯 はく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

-háku6, はく, 伯

現代日葡辞典
【E.】 O conde. ⇒hakúshákú.

伯 bǎi [漢字表級]1 [総画数]7

中日辞典 第3版
“大伯子dàbǎizi”(夫の兄)という語に用いる.[異読]〖伯bó〗

伯 bó [漢字表級]1 [総画数]7

中日辞典 第3版
1 [素]❶ 父の兄.伯父.大~/父方のいちばん上のおじ.▶年長の男性に対する尊称として,呼びかけにも用いる.表biǎo~/…

はく【伯】

精選版 日本国語大辞典
[ 1 ] 〘 名詞 〙① 令制で、神祇官の長官。平安末期以来、花山源氏の白川家が世襲した。〔二十巻本和名抄(934頃)〕② おさ。かしら。首長。③ 兄弟中…

伯 はく earl (イギリス) Graf (ドイツ) comte (フランス)

旺文社世界史事典 三訂版
ヨーロッパにおける封建貴族の階層を示す称号の1つ初めは官職として領主的支配権を伴っていたが,絶対王政の発展とともに貴族の単なる称号となった…

老伯伯 lǎobóbo

中日辞典 第3版
⇀lǎodàye【老大爷】

いい‐こうい【以夷攻夷】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 =い(夷)を以て夷を制す

はいい【擺夷】

改訂新版 世界大百科事典

はくい【白夷】

改訂新版 世界大百科事典

きゅう‐い(キウ‥)【九夷】

精選版 日本国語大辞典
[ 1 ] 昔、中国の漢民族が東方にあると考えた九つの野蛮国。畎夷(けんい)、方夷、黄夷、白夷、赤夷、玄夷、風夷、陽夷、于夷をいう。[初出の実例]「…

えびす‐ぐすり【夷薬】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 植物「しゃくやく(芍薬)」の古名。〔本草和名(918頃)〕

えびす‐ゆみ【夷弓】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 異民族使用の弓。また、その形状に似た弓。短くて、そりの深い合わせ弓。半弓。[初出の実例]「弓二張〈仮令如二常弓一。但頗短。似二夷弓…

い‐そく【夷則】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 中国の音楽の十二律の一つ。黄鐘(こうしょう)よりも八律高い音で、日本の十二律の鸞鏡(らんけい)に当たる。[初出の実例]「十二律之名出…

えびす‐ぜん【×夷膳/恵比須膳】

デジタル大辞泉
1 一人用の膳の側面を人の面前に向けて据えること。礼儀に反した行いとして忌まれる。横膳。2 飯と汁とを反対に並べること。えびすおしき。左膳。

い‐そく【×夷則】

デジタル大辞泉
1 中国音楽の十二律の一。基音の黄鐘こうしょうより八律高い音。日本の十二律の鸞鏡らんけいにあたる。2 陰暦7月の異称。

じゅう‐い【×戎×夷】

デジタル大辞泉
《もと、漢文化の中心の「中華」に対して周辺の民族を軽蔑して呼んだ語》文化のおくれた民族。えびす。夷狄いてき。

たん‐い【×坦×夷】

デジタル大辞泉
[名・形動]土地などが平らなこと。また、そのさま。平坦。「―なる大道を択ばば」〈竜渓・経国美談〉

【凌夷】りようい

普及版 字通
陵夷。字通「凌」の項目を見る。

【陵夷】りようい

普及版 字通
次第に衰える。〔漢書、成帝紀〕(鴻嘉二年詔)に以て(導)する無し。王の、日に以て陵夷す。(おも)ふに乃ち招賢士の路、鬱滯(うつたい)してぜざる…

【明夷】めいい

普及版 字通
易の卦。賢者が志を失う象とされる。〔易、明夷、六五〕箕子(きし)(殷末の賢者)の、夷(やぶ)る。貞(ただ)しきに利(よろ)し。象に曰く、箕子の貞と…

夷町えびすまち

日本歴史地名大系
新潟県:両津市夷町[現]両津市夷市域のほぼ中央、両津湾頭砂嘴上の北側にある。北には谷地(やち)、西には浜田(はまだ)・福浦(ふくら)の集落…

【夷夏】いか

普及版 字通
外夷と中国。〔陳書、陸子隆伝〕郭を修し、夷夏を綏集し、甚だ民の和を得たり。字通「夷」の項目を見る。

【夷戮】いりく

普及版 字通
平らげ殺す。〔後漢書、張衡伝〕故に恭儉畏忌なるものは、必ず祚をり、奢諂慢なるものは、夷戮せられざるもの鮮(すく)なし。字通「夷」の項目を見る。

【夷路】いろ

普及版 字通
平坦な道。字通「夷」の項目を見る。

【族夷】ぞくい

普及版 字通
一族を皆殺しにする。〔史記、田伝〕、り報ず。高皇迺(すなは)ち衞尉(れきしゃう)に詔して曰く、齊王田(も)し至るとも、人馬從、敢て動搖するらば、…

【梟夷】きよう(けう)い

普及版 字通
さらし首。魏・陳琳〔呉の将校部曲に檄する文〕丞相は國威を銜奉(がんぽう)し、民の爲にを除く。元惡大(だいたい)、必ず當(まさ)に梟夷せらるべし。…

【嵎夷】ぐうい

普及版 字通
日の出る所。〔書、尭典〕乃ち羲和(ぎくわ)に命じ~日星辰を象せしむ。~ちて羲仲に命じ、嵎夷に宅(を)らしむ。暘谷(やうこく)と曰ふ。寅(つつし)ん…

【色夷】しよくい

普及版 字通
温顔。字通「色」の項目を見る。

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