タンタル薄膜混成集積回路 タンタルはくまくこんせいしゅうせきかいろ tantarum thin film hybrid integrated circuit
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 薄膜回路部分にタンタル Ta 系の薄膜を使用した混成集積回路。抵抗材料にはタンタル薄膜あるいは窒化タンタル Ta2N 薄膜が用いられ，コンデンサ用誘…
酸化タンタル サンカタンタル tantalum oxide
- 化学辞典 第2版
- 酸化タンタル(Ⅳ)(二酸化タンタル)TaO2，酸化タンタル(Ⅴ)(五酸化二タンタル)Ta2O5が知られているが，もっとも安定で普通に存在するものはTa2O5(441.89…
塩化タンタル エンカタンタル tantalum chloride
- 化学辞典 第2版
- 酸化数3，4，5の塩化物が知られているが塩化タンタル(Ⅴ)TaCl5(358.21)がもっとも普通に存在する塩化物である．このものは五塩化タンタルともいう．金…
一方向凝固共晶合金 いちほうこうぎょうこきょうしょうごうきん unidirectionally solidified eutectic alloy
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 結晶制御合金ともいう。通常の凝固はいろいろな方向への熱の散逸によって起こされる。これに対し，熱流の散逸方向を一方向に限定して，一定割合で合…
土酸類 ドサンルイ earth acids
- 化学辞典 第2版
- 土酸金属の酸化物，酸化バナジウム(Ⅴ)，酸化ニオブ(Ⅴ)，酸化タンタル(Ⅴ)の総称．いずれも酸性酸化物なので土酸類とよぶ．
タンタル酸(塩) タンタルサンエン tantalic acid(tantalate)
- 化学辞典 第2版
- 酸：HxTayOz･nH2Oと表されるタンタル化合物を，タンタルのオキソ酸とみなしてタンタル酸(塩)とよぶが，実際はTa2O5の水和物と考えられる．水溶性のタ…
電解コンデンサ でんかいコンデンサ electrolytic condenser
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アルミニウムやタンタルなどの金属を正極とし，その表面に電解酸化によって酸化アルミニウムや酸化タンタルなどの酸化被膜を形成させてこれを誘電体…
超硬合金 ちょうこうごうきん cemented carbide
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 高融点炭化物の粉末を体積比で10～30％のコバルト、ニッケルで焼結した、鋼では得られない高い硬さをもつ合金。切削用、線引ダイス、各種耐摩耗工具…
フッ化酸化タンタル(Ⅴ) フッカサンカタンタル tantalum(Ⅴ) fluoride oxide
- 化学辞典 第2版
- おもなものは，次の3種類であるが，そのほか縮合型もある．【Ⅰ】一フッ化二酸化タンタル(Ⅴ)(tantalum(Ⅴ) monofluoride dioxide)：TaFO2(231.95)．Ta2…
炭化ハフニウム タンカハフニウム hafnium carbide
- 化学辞典 第2版
- HfCx．xは1以下の非化学量論相で，xとともに融点が変化する．灰色の金属様結晶．融点3887 ℃．炭化ハフニウム，炭化タンタルを1：4で混合して不活性ガ…
コルタン（Coltan）
- デジタル大辞泉
- 鉄・マンガン・ニオブ・タンタルの酸化物からなる鉱物。コロンバイトタンタライト（コルンブ石とタンタル石）の略。黒色で、柱状や板状結晶。斜方晶…
炭化タンタル タンカタンタル tantalum carbide
- 化学辞典 第2版
- 金属タンタル格子中に炭素が介入した化合物．Ta2CとTaCが主要なものである．硬質の黄金黄色の金属様結晶．融点3740～3880 ℃．水に不溶，硫酸，フッ化…
タンタル‐せき【タンタル石】
- デジタル大辞泉
- 鉄・マンガン・ニオブ・タンタルの酸化物からなる鉱物。黒色で、柱状や板状結晶。斜方晶系。一般に、コルタンという鉱石として産出し、ニオブがタン…
金属焼結フィルタ きんぞくしょうけつフィルタ sintered metallic filter
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ニッケルとその合金，銅とその合金，チタン，タンタル，アルミニウム，白金，炭化タングステン，炭化チタンなどの微粉末を焼結してつくったろ過材。…
タンタル
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] Tantal ギリシア神話のタンタロスにちなむ ) バナジウム族元素の一つ。元素記号 Ta 原子番号七三。原子量一八〇・九四七九…
イオンプレーティング ion plating
- 改訂新版 世界大百科事典
- 真空蒸着を進歩させた方法。被処理材の周囲を放電による不活性ガスのプラズマで包んだ状態にして真空蒸着を行うもので，蒸発源からの蒸発金属が放電…
鉄タンタル石 てつたんたるせき tantalite-(Fe)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- タンタルの鉱石鉱物で、タンタルを主成分とするもっとも普通の鉱物の一つ。単にタンタル石というと、普通は鉄タンタル石をさす。花崗(かこう)岩質ペ…
コルンブ‐せき【コルンブ石】
- デジタル大辞泉
- 《columbite》鉄・マンガン・ニオブ・タンタルの酸化物からなる鉱物。黒色で、柱状や板状結晶。斜方晶系。ペグマタイト中に産出。一般に、コルタンと…
タンタル石 タンタルいし tantalite
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- タンタルの原料となる鉱物。 (Fe，Mn)(Ta，Nb)2O6 。斜方晶系。短柱状，硬度6～6.5，比重 7.95。黒色。ペグマタイト中に電気石とともに産し，砂鉱床…
タンタル
- 百科事典マイペディア
- 元素記号はTa。原子番号73，原子量180.94788。融点2985℃，沸点5510℃。金属元素の一つ。1802年エーケベリーが発見。外見は白金に似た金属で，耐熱・耐…
ヘキサフルオロタンタル(Ⅴ)酸塩 ヘキサフルオロタンタルサンエン hexafluoro tantalate(Ⅴ)
- 化学辞典 第2版
- MⅠ[TaF6](MⅠは一価の陽イオン)の一般式で示される化合物．酸化タンタル(Ⅴ)と炭酸アルカリをフッ化水素酸に溶かすか，あるいはMⅠ2[TaF7]をフッ化水素…
ISFETセンサー アイエスエフイーティーセンサー ISFET sensor
- 化学辞典 第2版
- ISFETとは，イオン選択性電界効果トランジスター(Ion Selective Field Effect Transistor)の略称で，ISFETセンサーとは，電界効果トランジスター(FET…
タンタライト（tantalite）
- デジタル大辞泉
- ⇒タンタル石
窒化 ちっか
- 日中辞典 第3版
- 〈化学〉氮化dànhuà．窒化アルミニウム氮化铝dànhuàlǚ．窒化物氮化物dànhu�…
窒化【ちっか】
- 百科事典マイペディア
- 鋼材の表面だけを硬化させ，耐摩耗性などにすぐれた材料にする加工法。鋼材をアンモニアガスなど窒素を含む媒剤中で500℃程度に加熱し，表面部の窒素…
窒化 ちっか
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アルミニウムやクロムを約1％含有する鋼をアンモニアガス中で加熱（約500℃で50時間）すると、アンモニアが分解して、窒素原子が鋼の結晶中に侵入し、…
ちっか 窒化
- 小学館 和伊中辞典 2版
- 〘化・冶〙nitrurazione(女)，cementazione(女) ni̱trica
窒化 (ちっか) nitriding
- 改訂新版 世界大百科事典
- 鋼材の表面に窒素を浸透拡散させることによって表面層だけを硬化させ，耐摩耗性，その他の性質がすぐれた材料にする表面硬化法。窒化は歯車，ピスト…
ちっ‐か(‥クヮ)【窒化】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 窒素と反応させること。カーバイドを窒素と反応させ石灰窒素をつくるとき、鋼の表面を窒素と反応させて窒化物とし硬化させるときにいう。
ウィッティンガム うぃってぃんがむ M. Stanley Whittingham （1941― ）
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アメリカの材料化学者、工学者。イギリスのノッティンガム出身。1964年オックスフォード大学卒業後、同大学大学院に進学、1968年に化学で博士号を取…
col・tan /kɔ́ltæn/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]《鉱物》コルタン（◇磨くとタンタルになる鉱石；コロンバイトとタンタライトの組み合わせ）．
ちっ‐か〔‐クワ〕【窒化】
- デジタル大辞泉
- 窒素と化合すること。特に、鋼をアンモニア中で加熱し、表面に窒化物をつくって硬化させること。
混成集積回路 (こんせいしゅうせきかいろ) hybrid integrated circuit
- 改訂新版 世界大百科事典
- 集積回路は構成技術の面から，膜集積回路，半導体集積回路，混成集積回路の3種に大別することができる。膜集積回路はセラミックスなどの絶縁基板上に…
танта́л
- プログレッシブ ロシア語辞典（露和編）
- [男1]〚化〛タンタル（記号 Ta）
タンタル石 たんたるせき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →鉄タンタル石
タンタル タンタル tantalum
- 化学辞典 第2版
- Ta．原子番号73の元素．電子配置[Xe]4f 145d36s2の周期表5族遷移金属元素(d-ブロック)．原子量180.9479(1)．質量数155～190の同位体が知られているが…
Ta
- 伊和中辞典 2版
- ⸨元素記号⸩tantalio タンタル.
土酸金属 ドサンキンゾク earth acid metals
- 化学辞典 第2版
- 周期表5族のバナジウムV，ニオブNb，タンタルTaの3元素のこと．いずれも金属として遊離されるが，酸化物は酸性で，広く薄く鉱物中に含まれるので土酸…
tan・ta・lio, [tan.tá.ljo]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [男] 〖化〗 タンタル（記号 Ta）．
タンタル
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- tantalum ((記号 Ta))
tantàlio
- 伊和中辞典 2版
- [名](男)〘化〙タンタル. ⸨元素記号⸩Ta
tantale
- ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版（仏和の部）
- [男]❶ ((T～))〚ギ神〛タンタロス．❷ 〚化〛タンタル．❸ 〚鳥〛トキコウ．
タンタル tantalum
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 存在 性質 製法 用途周期表第ⅤA族に属するバナジウム族元素の一つ。1802年スウェーデンのA.G.エーケベリーが，フィンランドのキミ…
タンタル 独 Tantal
- 小学館 和伊中辞典 2版
- 〘化〙tanta̱lio(男)；(元素記号)Ta
tan・ta・lum /tǽntələm/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]《化学》タンタル（◇希有金属元素；(記)Ta）．
タンタル tantalum
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 元素記号 Ta ，原子番号 73，原子量 180.9479。周期表5族に属する。常にニオブと共存し，主要鉱石はニオブ石，タンタル石である。地殻の平均含有量 2…
タンタル [ド]Tantal
- 日中辞典 第3版
- 〈化学〉钽tǎn．タンタル酸〈化学〉钽酸tǎnsuān．
モース硬度【Mohs scale of hardness】
- 法則の辞典
- 引っ掻き硬度の尺度で，以前から用いられていたものは，1：滑石（タルク），2：石膏（ギプス），3：方解石，4：蛍石，5：燐灰石（アパタイト），6：…
タンタル（〈ドイツ〉Tantal）
- デジタル大辞泉
- バナジウム族元素の一。鋼灰色で展性・延性に富み、耐酸性がよい。化学工業用耐酸材・電子管材料などに利用。元素記号Ta 原子番号73。原子量180.9。
Ta
- ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版（仏和の部）
- ((記))〚化〛tantale タンタル．