ふよう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ふよう」の意味・わかりやすい解説

ふよう

宇宙開発事業団 (→宇宙航空研究開発機構 ) が 1992年2月 11日,H-Iロケット9号機で打ち上げた地球資源探査衛星 (JERS-1号) 。合成開口レーダ,光学センサを搭載し,鉱物資源の探査のほか農林漁業,環境の監視,国土保全などの目的で,570kmの極軌道周回。この全天候型の合成開口レーダは地上物体の識別能力が高く,地表の状態を正確に観測することができる。打ち上げ当初,レーダのアンテナが開かず心配されたが,1992年4月4日には開いて,観測が始まった。重量は 1.4t。運用期間は打ち上げ後2年の予定だったが,約6年半にわたって観測を続け 1998年 10月に運用を終了した。

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普及版 字通 「ふよう」の読み・字形・画数・意味

【負】ふよう

城外

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