イラン北部を東西に走る山脈。エルブルズ山脈Elburz Mountainsと表記されることも多い。延長約1000キロメートル。西部では3000メートル級の山が連なる。最高峰はダマバンド山(5671メートル)。東はパロパミサス山脈からヒンドゥー・クシ山脈に、西はアルメニア高地に続く。北斜面は豊かな降水量に恵まれ(西部では年間1500ミリメートルを超す)、山は森林に覆われており、平野部では米、茶、タバコなどが栽培され、人口も稠密(ちゅうみつ)である。南斜面は300ミリメートル以下の年降水量しか得られず、植生に乏しい。アルボルズの名が初めて文献に現れるのは14世紀のハムドッラ・ムストウフィの地理書『ヌズハトル・クルーブ』である。
[岡﨑正孝]
敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...
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