イメージ炉(読み)イメージロ

デジタル大辞泉 「イメージ炉」の意味・読み・例文・類語

イメージ‐ろ【イメージ炉】

凹面鏡熱源エネルギー集光して放射加熱する炉の総称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

化学辞典 第2版 「イメージ炉」の解説

イメージ炉
イメージロ
image furnace

凹面鏡を用いて熱源の像をほかの場所に結ばせ,任意の雰囲気で放射加熱ができる炉.熱源の種類により,太陽炉(solar furnace),プラズマイメージ炉などがある.最近はキセノン灯を熱源として用いることが多い.4000 K 程度の高温が得られ,高融点物質の溶解帯域融解薄膜蒸着などに用いられる.光学系凸レンズを用いることもできるが,例は少ない.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android