ジウジアーロ(読み)じうじあーろ(英語表記)Giorgio Giugiaro

百科事典マイペディア 「ジウジアーロ」の意味・わかりやすい解説

ジウジアーロ

インダストリアルデザイナーイタリアを代表するカー・デザイナーとして国際的舞台で活躍。ガレッシオ生れ。17歳でフィアット・スタイリング・センターに入り,ベルトーネ社,ギア社のデザイナーを経て,1968年独立し〈イタル・デザイン〉を設立。フォルクスワーゲンゴルフ〉(1974年)をはじめ,マセラッティ〈ブーメラン〉(1972年)や,フィアットパンダ〉(1980年),ほかにBMWルノーいすゞ自動車など世界各国の自動車メーカーのデザインを手がける。自動車以外の仕事も多く,ネッチ社のミシン(1981年)やニコンのカメラ,セイコーの時計,さらにユニークな形をしたパスタ〈マリッレ〉のデザインもよく知られている。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ジウジアーロ」の意味・わかりやすい解説

ジウジアーロ
じうじあーろ
Giorgio Giugiaro
(1938― )

イタリアの工業デザイナートリノの美術アカデミーを卒業。21歳のときに、自動車デザイナーのN・ベルトーネの下でデザインを始める。その後、1965年には同じく自動車デザイナーのギアGhiaのセンターで主任デザイナーを務める。68年、独立して自らのデザイン事務所「イタル・デザイン」を設立。ジウジアーロの手がけた工業製品は膨大な数に上るが、なかでもよく知られているのは、71年にデザインしたフォルクス・ワーゲン「ゴルフ」である。日本での仕事も多く、70年代にニコンのカメラのデザインの協力をしているほか、80年代にはセイコーの「クロノグラフ」腕時計のデザインを手がけている。83年に彼が手がけた「Voiello」というマカロニは、工業デザイナーがデザインしたパスタとして話題になった。ジウジアーロのデザインは、工業生産に適応し、またマーケットを意識した形態に特徴がある。

[柏木 博]

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