マーケット(その他表記)market

翻訳|market

デジタル大辞泉 「マーケット」の意味・読み・例文・類語

マーケット(market)

食料品日用品などを商う店が集まっている場所建物市場いちば。「スーパーマーケット
市場しじょう。「マーケットを広げる」
[類語]市場河岸バザール取引所朝市競り市年の市草市蚤の市バザーフリーマーケットガレージセール

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精選版 日本国語大辞典 「マーケット」の意味・読み・例文・類語

マーケット

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] market )
  2. 主に食料品や日用品を売る店が集まっている場所や建物。市場(いちば)マート
    1. [初出の実例]「東洋には、絶てなき事業あり。船廠(ドック)市場(マーケット)銀行(バンク)相場会所(エキステンチ)、及び商長(コンメルス)等是なり」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)
  3. 経済で、市場(しじょう)のこと。
    1. [初出の実例]「営々として開拓して来た中近東のマーケット」(出典:香港にて(1958)〈堀田善衛〉)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「マーケット」の意味・わかりやすい解説

マーケット
まーけっと
market

市場(しじょう)、市場(いちば)。需要と供給とがぶつかり合って価格が形成され、取引が現実化される場あるいは空間をいう。世界市場国内市場などのように、特定の場所に制約されない抽象的な空間をさすときは市場(しじょう)という。中央卸売市場証券取引所などのような特定の場をもつ市場を具体的市場という。具体的市場のうち小規模なものを、普通、市場(いちば)という。市場(しじょう)は資本市場労働市場のように必要に応じ細分される。

[森本三男]

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株式公開用語辞典 「マーケット」の解説

マーケット

特定の金融商品が売買される市場のこと。マーケットに多くの投資家が集まり、資金が流入すると、マーケットは活性化し、拡大していく。日本の場合、株式は、証券取引所を中心としたマーケットが形成されている。企業が株式市場に上場する際の基準が緩和されたり、東証マザーズなどの新しいマーケットが創設されたり、マーケットの拡大に対して、制度が後押しをしている状況である。また債券は、株式と異なり、証券会社間の店頭取引が中心のマーケットとなっている。

出典 株式公開支援専門会社(株)イーコンサルタント株式公開用語辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マーケット」の意味・わかりやすい解説

マーケット
Marquette

アメリカ合衆国,ミシガン州北部,スペリオル湖南岸にのぞむ都市。 1849年入植,フランス人宣教師で探検家の J.マルケットにちなんで命名。鉄鉱石,木材の積出港。化学・鋳物・鉱山機械工業などが立地,観光事業も盛んである。ノーザンミシガン大学の所在地。人口2万 1977 (1990) 。

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世界大百科事典(旧版)内のマーケットの言及

【定期市】より

…中世中期に都市が成立すると,そこでは週市は毎日開かれる形態をとることになった。マーケットmarketやマルクトMarktは週市に由来する名であった。 年市は年に1~2回開かれ,本来遠隔地商人たちのための,週市より大規模な市をいう。…

※「マーケット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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