ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フジクラ」の意味・わかりやすい解説 フジクラ 電線メーカー。 1885年藤倉善八が綿績巻電線の製造を始め,個人創業。 1901年藤倉電線ゴムを組織しゴム防水布も製造したが,10年に電線部門を分離独立し現社が設立された。以降,電話用乾紙ケーブル,絶縁紙,SL・OFケーブル,アルミ電線などを相次いで製造。第2次世界大戦後には TVカメラ・海底・通信ケーブルなどと事業を拡大してきた。 92年に藤倉電線から現社名に変更。 NTT関連御三家の一角。売上構成比は,機器電材・工事 41%,ケーブル 28%,被覆線 20%,裸線 12%。年間売上高 3401億 6400万円 (連結。うち輸出 22%) ,資本金 473億 5800万円,従業員数 3457名 (1999) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
日本の企業がわかる事典2014-2015 「フジクラ」の解説 フジクラ 正式社名「株式会社フジクラ」。英文社名「Fujikura Ltd.」。非鉄金属工業。明治43年(1910)「藤倉電線株式会社」設立。平成4年(1992)現在の社名に変更。本社は東京都江東区木場。電力ケーブル・光ファイバーの大手。プリント配線板など電子電装でも実績。東京証券取引所第1部上場。証券コード5803。 出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報