ホログラフィー電子顕微鏡(読み)ホログラフィーデンシケンビキョウ

デジタル大辞泉 の解説

ホログラフィー‐でんしけんびきょう〔‐デンシケンビキヤウ〕【ホログラフィー電子顕微鏡】

波面がそろった電子線によるホログラフィーを利用した電子顕微鏡試料を透過した電子線と、電子源から直接放射された電子線による干渉縞を、フィルムイメージセンサーに記録し、コンピューターで処理して試料の画像を得る。ホログラムには試料の電場磁場三次元的な形状が記録される。結晶構造などを約0.5オングストローム分解能で調べることができる。電子線ホログラフィー顕微鏡

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android