ユングフラウヨッホ(読み)ユングフラウヨッホ(英語表記)Jungfraujoch

デジタル大辞泉 「ユングフラウヨッホ」の意味・読み・例文・類語

ユングフラウヨッホ(Jungfraujoch)

ユングフラウ北麓、標高3454メートルの地。インターラーケンからクライネシャイデックを経て登る登山電車の終点

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世界の観光地名がわかる事典 「ユングフラウヨッホ」の解説

ユングフラウヨッホ【ユングフラウヨッホ】
Jungfraujoch

スイスのラック式の登山鉄道・ユングフラウ鉄道(Jungfraubahn)の終着駅で、ヨーロッパで最も高いところにある駅(標高3454m)。ユングフラウ鉄道は19世紀末から20世紀初めに開通した鉄道で、全長は9.3km。車窓から見るスイスアルプスの景観は見応えがあり、スイス観光のハイライトの一つになっている。ユングフラウヨッホから徒歩で行くことのできるスフィンクス展望台(標高3573m)からは、アレッチ氷河北西部のユングフラウフィルンの万年雪雪原を見ることができる。◇ユングフラウ鉄道は、始発駅クライネシャイデック駅(Kleine Scheideg)から、アイガー、メンヒ両山をトンネルでくぐり抜け、スイスアルプスの名峰ユングフラウ(Jungfrau、標高4158m)の山腹に位置する終着駅ユングフラウヨッホ駅に到着する。車窓からの眺めもよい。グリンデルヴァルト(Grindelwald)やラウターブルンネン(Lauterbrunnen)から始発駅のクライネシャイデック駅まではヴェンゲルンアルプ鉄道(Wengern Alp Bahn.)が利用できるので、そこで乗り換えることになる。

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世界遺産情報 「ユングフラウヨッホ」の解説

ユングフラウヨッホ

アイガー・メンヒ・ユングラウに代表されるベルナーアルプスを体験するならユングラウ地方へ。一年中雪と氷の美しい世界を体験できる、ヨーロッパでも有数場所です。ヨーロッパ最高地点の鉄道駅ユングラウヨッホまでは人気の登山鉄道で結んでいます。また、ここには標高3454mのヨーロッパ最高地点の展望台があります。スイス最長のアレッチ氷河を含む「ユングフラウ〜アレッチ〜ビエッチホルン地域」はアルプス初のユネスコ世界自然遺産に登録され、ますます注目されています。

出典 KNT近畿日本ツーリスト(株)世界遺産情報について 情報

世界大百科事典(旧版)内のユングフラウヨッホの言及

【ユングフラウ[山]】より

…ふもとのグリンデルワルトからクライネシャイデクまで登ると,眺望はすばらしい。ここから,さらにユングフラウヨッホJungfraujoch(3475m)まで登山電車(1912開通)が通じている。【上野 福男】。…

※「ユングフラウヨッホ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」