デジタル大辞泉
「一如」の意味・読み・例文・類語
いち‐にょ【一如】
1 仏語。唯一絶対の真理。真如が異なる現れ方をしながら一つのものであること。
2 異ならないこと。一体であること。「物心一如」
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いち‐にょ【一如】
〘名〙 仏語。
① (「一」は
不二、「如」は不異) 真実で永遠不変である真如のことで、真如の理が唯一絶対で平等であること。
※三教指帰(797頃)下「一如合レ理、心莫二親疎一」
② まったく等しくて変わりのないこと。また、ただ一つであること。「物心不二一如」などという。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
一如
いちにょ
仏教用語。一は不二の意味で,如は異なることがないという意。一でありながら異なるが,異なるといっても本質的に一であるということで,万有に遍在する根源的な原理である真如 (しんにょ) の説明に用いられる。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例