朝日日本歴史人物事典 「一条能保の妻」の解説
一条能保の妻
生年:久安1(1145)
平安末期の女性。源義朝の娘で,頼朝の同母の妹に当たり,その関係で夫一条能保は頼朝の推挙で昇進することになる。文治1(1185)年に夫と共に鎌倉に下り,父の霊を祀る勝長寿院の供養に出席し,翌年の帰洛に際して頼朝の申請により後鳥羽天皇の乳母に定められた。
(五味文彦)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
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