デジタル大辞泉
「上根」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
じょう‐こん ジャウ‥【上根】
〘名〙
① (形動) (「上機根
(じょうきこん)」の意) 仏語。すぐれた能力・
資質。すぐれた能力のあること。また、その人。上機。⇔
下根。
※
法華義疏(7C前)一「又或有
二衆生
一。執
レ理惑
レ教。即同
二上根
一」
※
正法眼蔵随聞記(1235‐38)二「糞掃衣
(ふんぞうえ)常乞食
(じゃうこつじき)は是れ上根の所行」
※幸若・
大織冠(室町末‐近世初)「
上代はきも上こむにして、ちへも大智恵なるべし」 〔
法華文句‐四上〕
② (形動) 根気のよいこと。忍耐強いこと。また、そのさま。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 (株)近代出版盆栽用語集について 情報