亜元(読み)あげん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「亜元」の解説

亜元 あげん

1773-1842 江戸時代後期の僧,歌人
安永2年生まれ。伊豆(いず)三島(静岡県)浄土真宗本願寺派善教寺住職。のち江戸築地本願寺中の妙泉寺にうつる。香川景樹(かげき)門下十哲のひとり。木下幸文(たかふみ)らとまじわり,弟子に稲村三羽(みつは)がいる。天保(てんぽう)13年9月21日死去。70歳。通称は民部卿。号は唖言,阿元ともかく。別号に小竹園,葵園。法名は亮瑞。歌集に「亜元詠草」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

普及版 字通 「亜元」の読み・字形・画数・意味

【亜元】あげん

第二位。元は一位。宋・楊万里〔~暁に起きて海棠を看る、八首、八〕詩 牡丹を除却して 棠(かいだう)を亞元に當(あ)つ

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