佐藤緑葉(読み)さとう りょくよう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐藤緑葉」の解説

佐藤緑葉 さとう-りょくよう

1886-1960 明治-昭和時代の小説家,翻訳家。
明治19年7月1日生まれ。早大在学中若山牧水らとまじわる。大正3年「近代思想」にラムスズスの反戦文学「人間屠殺(とさつ)所」を翻訳,連載。10年小説「黎明(れいめい)」で注目されるが,創作をはなれ,昭和21年東洋大教授。昭和35年9月2日死去。74歳。群馬県出身。本名は利吉(りきち)。評伝に「若山牧水」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android