八丈菜(読み)ハチジョウナ

デジタル大辞泉 「八丈菜」の意味・読み・例文・類語

はちじょう‐な〔ハチヂヤウ‐〕【八丈菜】

キク科多年草。中部地方以北の海岸近く自生。高さ約60センチ。葉は長楕円形。8~10月ごろ、黄色い頭状花をつける。

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精選版 日本国語大辞典 「八丈菜」の意味・読み・例文・類語

はちじょう‐な ハチヂャウ‥【八丈菜】

〘名〙
① キク科の多年草。各地海辺に近いところに生える。高さ〇・三~一メートル。葉は広披針形で基部は茎を抱き、縁に粗い鋸歯(きょし)がある。秋、茎の上部小枝先端に径約三~三・五センチメートルの黄色い頭花が咲く。小花はすべて舌状花。〔物品識名(1809)〕
植物ちりめんな(縮緬菜)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「八丈菜」の解説

八丈菜 (ハチジョウナ)

学名Sonchus brachyotus
植物。キク科の多年草,薬用植物

八丈菜 (ハチジョウナ)

植物。芥子菜品種。チリメンナの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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