北海道炭礦汽船[株](読み)ほっかいどうたんこうきせん

百科事典マイペディア 「北海道炭礦汽船[株]」の意味・わかりやすい解説

北海道炭礦汽船[株]【ほっかいどうたんこうきせん】

1889年堀基により政府払下げの幌内炭鉱と付属鉄道をもと北海道炭礦鉄道として設立。略称北炭。三井系。1890年空知,夕張の2炭を開発。1893年北海道炭礦鉄道(株)となり,1906年鉄道国有化を受けて現社名に。第2次大戦後はエネルギー革命による需要激減や老朽化,1981年の死者93人を出した子会社北炭夕張炭鉱の事故などで経営悪化。1995年2月倒産。
→関連項目日本製鋼所[株]

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android