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エネルギー革命 エネルギーかくめいenergy revolution

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

エネルギー革命
エネルギーかくめい
energy revolution

人類の利用,消費するエネルギーの供給源の構成における決定的な変化をいう。 18世紀後半からの産業革命において,有史以来の薪や木炭から石炭への転換が生じ,熱源,動力源として主力を占める第1次エネルギー革命が行われた。しかし一般にエネルギー革命といわれているのは化石燃料内における石炭から石油 (広い意味では固体燃料から流体燃料) への転換であり,1960年代後半に石油が主要供給源の地位を占めるにいたった過程のことである。そして石油から代替,新エネルギー源への転換を志向するのが第3次エネルギー革命である。

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デジタル大辞泉の解説

エネルギー‐かくめい【エネルギー革命】

エネルギー資源が急激に交替すること。特に、第二次大戦後の石炭から石油への転換をさす。

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百科事典マイペディアの解説

エネルギー革命【エネルギーかくめい】

エネルギー消費の構成が大きく変化すること。第2次大戦後,中東の豊富な石油資源が開発され,またタンカーの大型化による輸送費の低下,石油化学などの石油利用技術の発展により,発電用,船用その他燃料の全分野で石油が石炭を圧倒した。
→関連項目エネルギー資源高度経済成長採炭石炭産業石油産業電気事業都市ガス日本

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世界大百科事典 第2版の解説

エネルギーかくめい【エネルギー革命】

エネルギー消費の構成が急激に大きく変化することをいう。産業革命期における人力・水力から蒸気力(石炭を利用)への転換も一例であるが,一般には,第2次世界大戦後,世界的に起こった石炭から石油への急激なエネルギー源の転換をさす。固体エネルギーから流体エネルギーへの転換であることから,〈エネルギーの流体化〉ともいわれる。第2次大戦後,石油利用が急激に伸びた理由は,石油の在来エネルギー,とくに石炭に対する経済的優位性であった。

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世界大百科事典内のエネルギー革命の言及

【石炭鉱業】より

…また粉炭需要の増加に対応して選炭設備の拡充がなされた。このような合理化努力にもかかわらず,固体エネルギー(石炭)から液体エネルギー(石油)へというエネルギー革命がドラスティックに展開した。石油は石炭に比して,取扱いの容易さなど技術面で勝り,さらに開発の進展,タンカーの大型化などによる価格引下げによって経済的に有利になり,鉄鋼,電力,化学産業などで石炭から重油・石油への転換が進み,石炭危機が顕在化した。…

※「エネルギー革命」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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