医局(読み)イキョク

デジタル大辞泉 「医局」の意味・読み・例文・類語

い‐きょく【医局】

病院などで、医務を扱う部局。また、医師が詰めている部屋。「医局員」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「医局」の意味・読み・例文・類語

い‐きょく【医局】

〘名〙
住民の健康管理や、病気けが治療を行なう施設。
※七新薬(1862)四「高爾徳氏に、咨詢し医局を開ひて大に病者に賑給す」
② 病院で、医師や看護婦が医務を扱い、また研究などをするへや。
邪宗門(1909)〈北原白秋〉魔睡・秋のをはり「何(な)ぞ湿る、医局のゆふべ、見よ、ほめく劇薬もあり」
③ 学校、会社などの診療室。
女工哀史(1925)〈細井和喜蔵〉一〇「工場に医局の設けがあるといふことは、言ふだけ野暮なほどきまったことだ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android