デジタル大辞泉
「南蛮流」の意味・読み・例文・類語
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なんばん‐りゅう ‥リウ【南蛮流】
〘名〙
※俳諧・大矢数千八百韻(1678)一六「風の行衛もひらく弁当 沖津波南蛮流の菓子袋」
②
慶長(
一五九六‐一六一五)頃、日本に帰化したポルトガル人クリストファン=フェレーラ(日本名沢野忠庵)を祖とし、その門人西吉兵衛が大成した
西洋の外科医術。
③ 古砲術の流派の一つ。南蛮波羅王を祖とし、武宮嘉兵衛貞幹によって創始されたもの。
※俳諧・珍重集(1678)「
酒塩のみちくる方や霞らん〈
宗因〉 南蛮流の
あまのわれ舟〈葎翁〉」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報