吉良満氏(読み)きら・みつうじ

朝日日本歴史人物事典 「吉良満氏」の解説

吉良満氏

生年生没年不詳
鎌倉時代後期の武将長氏の子。上総介。三河国(愛知県)幡豆郡吉良庄西条に居住す。『吾妻鏡』建長4(1252)年4月1日条に,宗尊親王将軍として鎌倉に迎えた武士なかに,上総三郎満氏としてみえている。以後同書に弘長3(1263)年8月9日条までしばしば登場する。

(伊藤喜良)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉良満氏」の解説

吉良満氏 きら-みつうじ

?-? 鎌倉時代の武将。
吉良長氏の子。三河(愛知県)幡豆郡(はずぐん)吉良荘西条にすむ。左衛門尉(さえもんのじょう),上総介(かずさのすけ)。「吾妻(あづま)鏡」建長4年(1252)4月1日の条などにその名がみえる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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