唐鼠黐(読み)トウネズミモチ

デジタル大辞泉 「唐鼠黐」の意味・読み・例文・類語

とう‐ねずみもち〔タウ‐〕【唐××黐】

モクセイ科の常緑高木。ネズミモチに似るが、樹勢がよく、葉はやや大きく先が長くとがる。7月ごろ、白い小花が集まって咲く。中国原産庭木にする。果実漢方女貞子じょていしといい、強壮薬に用いる。

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精選版 日本国語大辞典 「唐鼠黐」の意味・読み・例文・類語

とう‐ねずみもち タウ‥【唐鼠黐】

〘名〙 モクセイ科の常緑低木。中国原産で、観賞用に栽植される。葉は柄をもち対生。葉身卵形または卵状披針形で長さ七~一二センチメートル。夏、白い筒状花を円錐状につける。果実は球形または楕円形で黒く熟す。漢名女貞

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動植物名よみかた辞典 普及版 「唐鼠黐」の解説

唐鼠黐 (トウネズミモチ)

学名Ligustrum lucidum
植物。モクセイ科の常緑小高木,園芸植物,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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