デジタル大辞泉
「四十二の二つ子」の意味・読み・例文・類語
しじゅうに‐の‐ふたつご〔シジフニ‐〕【四十二の二つ子】
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しじゅうに【四十二】 の 二(ふた)つ子(ご)
(四二に二を加えると
四四で「死し」となるのを忌むからか) 数えで、父親が四
二歳の時に二歳になる男児。すなわち、父親が四一歳の時に生まれた男児は親を食い殺すという言い伝えがあり、その
災いをのがれるために仮に捨てて他人に拾わせる風習があった。
女児の場合はかえって吉とした。
四十二の子。四十二の親取り子。
※
土岐累代記(1615)大桑落城之事「父左京大夫四十二の二つ子とて
わらの上より
美濃へ下しけるを」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報