大岡玲(読み)オオオカアキラ

デジタル大辞泉 「大岡玲」の意味・読み・例文・類語

おおおか‐あきら〔おほをか‐〕【大岡玲】

[1958~ ]小説家東京の生まれ。大岡まこと長男。「表層生活」で芥川賞受賞。他に「緑なす眠りの丘を」「黄昏のストーム・シーディング」「森の人」など。翻訳も多く手がける。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大岡玲」の解説

大岡玲 おおおか-あきら

1958- 昭和後期-平成時代の小説家。
昭和33年10月16日生まれ。大岡信(まこと)の長男。イタリア文学をまなぶかたわら小説をかく。昭和62年「緑なす眠りの丘を」で注目され,平成元年「黄昏のストーム・シーディング」で三島由紀夫賞,2年「表層生活」で芥川賞。現代社会のはらむ危機感にせまる。東京出身。東京外大卒。作品はほかに「森の人」「ブラック・マジック」など。

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