精選版 日本国語大辞典 「居竦」の意味・読み・例文・類語
い‐すくま・る ゐ‥【居竦】
〘自ラ五(四)〙 (「いずくまる」とも) 恐ろしさ、寒さなどのために、すわったまま動けなくなる。また、じっとすわったまま動かないでいる。いすくむ。
※雑俳・川柳評万句合‐宝暦一一(1761)桜一「のけて置く・一見の僧居すくまり」
い‐ずくみ ゐ‥【居竦】
※浄瑠璃・冥途の飛脚(1711頃)中「かふいへば忠兵衛をにくみそねむやうなれど、ゐずくみぞあの男が身のなるはてがかはいひ」
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