岡山幸吉(読み)おかやまのこうきち

朝日日本歴史人物事典 「岡山幸吉」の解説

岡山幸吉

没年:嘉永4(1851)
生年:生年不詳
江戸期の幻想的発明家。備前岡山出身で「岡山の」と呼ばれる。表具師であった。伝えられるところによれば,鳩の飛翔を熱心に観察し,そこから人間の飛翔器を設計,翼をはばたかせるからくりを考案し,実際にも飛んでみせたといわれるが,詳細については不明のところが多い。世人を騒がすものとして追放され失意うちに没したともいわれる。

(村上陽一郎)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岡山幸吉」の解説

岡山幸吉 おかやまの-こうきち

表具師幸吉(ひょうぐし-こうきち)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android