出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
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…将軍の御座船安宅丸(あたけまる)と天地丸は多数の日の丸の幟(のぼり)で装飾されていたし,1673年(延宝元)に年貢米廻漕のために雇った廻船に立てることを義務づけて以来,日の丸の幟(日の丸船印・朱の丸船印と呼ぶ)が幕府船の標識として常用された。また朱の丸の帆印は1799年(寛政11)から始まる幕府の第1次蝦夷地直轄時の赤船(あかふね)で使われている。 もとより,在来の日本船は外観で異国船と簡単に区別がつくので,とくに識別に配慮しなくともよく,帆印と船印で船主を示すだけでこと足りた。…
※「帆印」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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