精選版 日本国語大辞典 「御門・帝」の意味・読み・例文・類語
み‐かど【御門・帝】
〘名〙 (「み」は接頭語)
① 門をいう尊敬語。ごもん。
※続日本紀‐文武元年(697)八月一七日・宣命「天皇(すめら)が朝庭(みかど)の敷き賜ひ行ひ賜へる国の法を過ち犯す事無く」
④ 天子、天皇の位。帝位。皇位。
⑤ 天子、天皇の尊称。
※伊勢物語(10C前)一六「み世のみかどにつかうまつりて」
⑥ 天子、天皇の治める国。帝国。皇国。
⑦ (闈) 「みかど(御門)のつかさ」の略。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報