デジタル大辞泉
「指斥」の意味・読み・例文・類語
し‐せき【指斥】
[名](スル)さし示すこと。また、さし示して非難すること。
「民間志士の短処を―するは」〈鉄腸・雪中梅〉
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し‐せき【指斥】
〘名〙
① 指さして非難すること。
面前で非難すること。律では、
天皇に対してこれを行なった場合は、
八虐の一、大不敬罪に該当し、
斬罪に処せられた。
※匏菴貴稿(1900)〈
栗本鋤雲〉暁窓追録補「力めて
罅隙の指斥を容る可き地なからしめんと欲する者に似たり」 〔唐摭言‐巻一〇・載応不捷声価益振〕
② 指さして、はっきり示すこと。
指示。指定。〔
哲学字彙(1881)〕
※雪中梅(1886)〈
末広鉄腸〉上「其の
弊害の在る所を指斥
(シセキ)すれば」 〔風俗通‐正失〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「指斥」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報