掬う(読み)スクウ

デジタル大辞泉 「掬う」の意味・読み・例文・類語

すく・う〔すくふ〕【×掬う/抄う】

[動ワ五(ハ四)]
手のひらさじなど、くぼんだ形のものを使って、液状・粉末状のものの表面に近い部分を、えぐるようにして取り出す。また、手のひらやさじなどで、液体の表面に浮いているものやその中にあるものを、下から受けるようにして取り出す。「手で水を―・う」「さじで砂糖を―・う」「杓子であくを―・う」「メダカを―・う」
下から上へすばやく持ち上げる。また、下から持ち上げるようにして横にはらう。「足を―・われる」「小股を―・う」
[可能]すくえる[ア下一]
[類語]くむさらうしゃくうしゃくる掬い上げる掬い取る・掬い出す・掻い出す掻い出す汲み取る汲み上げる汲み出す汲み干す汲み入れる汲み込む

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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