杓う(読み)シャクウ

デジタル大辞泉 「杓う」の意味・読み・例文・類語

しゃく・う〔シヤクふ〕【×杓う】

[動ワ五(ハ四)]すくう。しゃくる。「ひしゃくで水を―・う」
[可能]しゃくえる
[類語]すくくむさらうしゃくる掬い上げる掬い取る・掬い出す・掻い出す汲み取る汲み上げる汲み出す汲み干す汲み入れる汲み込む

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「杓う」の意味・読み・例文・類語

しゃく・うシャクふ【杓】

  1. 〘 他動詞 ワ行五(ハ四) 〙 手やひしゃくなどを使って、液体やその表面に浮いているものなどをくみとる。すくう。
    1. [初出の実例]「なんとおめへの所(とこ)に、ふなや金魚をしゃくふものはないか」(出典:滑稽本・口豆飯茶番楽屋(1816)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android