晴明神社(読み)セイメイジンジャ

デジタル大辞泉 「晴明神社」の意味・読み・例文・類語

せいめい‐じんじゃ【晴明神社】

京都市上京区、一条戻橋のたもとにある神社祭神安倍晴明。寛弘4年(1007)、晴明屋敷跡創建

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日本歴史地名大系 「晴明神社」の解説

晴明神社
せいめいじんじや

[現在地名]上京区晴明町

堀川ほりかわ通に面する。祭神は安倍晴明。旧村社。平安中期の陰陽家安倍晴明の邸跡に寛弘四年(一〇〇七)晴明を祭神として祀ったのに始まるという。晴明は寛弘二年九月二六日に八五歳で没したといわれ、かつてはその日が晴明社の例祭日となっていた。「今昔物語集」巻二四には「晴明ガ家ハ土御門ヨリハ北、西ノ洞院ヨリ東也」とある。とすれば晴明社からはほり川を越えて南東の地ということになる。社域はもと南北二町・東西一町(東は堀川、西は黒門、北は元誓願寺、南は中立売)であったが、その後縮小した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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