書函(読み)ショカン

デジタル大辞泉 「書函」の意味・読み・例文・類語

しょ‐かん【書×函】

手紙を入れる箱。
書物を入れる箱。書筺しょきょう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「書函」の意味・読み・例文・類語

しょ‐かん【書函】

〘名〙
書状などを入れる箱。
随筆・折たく柴の記(1716頃)下「琉球より奉れる書法は、〈略〉其書漢語を用ひ、書函の式等も改れり」 〔後漢書‐祭祀志・上〕
② 書物を入れる箱。書櫃(しょき)
※随筆・折たく柴の記(1716頃)上「賜りし所の六経は、汲古閣の善本にて、装潢并に書函・鎖鑰(さやく)等善尽し美尽せし所」

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普及版 字通 「書函」の読み・字形・画数・意味

【書函】しよかん

函封した書。〔後漢書、祭祀志上〕(建武中元元年)吉日を以て玉牒し、書函は金匱し、璽印して之れを封じ、~太尉、匱を奉じ、~室西壁石室高室の下にす。

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