デジタル大辞泉
「朝飯」の意味・読み・例文・類語
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あさ‐めし【朝飯】
〘名〙 朝の食事。あさはん。あさまんま。あさげ。朝食。
※女房進退(16C後か)「
武家方には、あさめし、ゆふめしと、おとこ衆はいふ」
[
語誌]
古代、
朝廷などでは
朝夕の二食を常とした。
天皇にさしあげる朝食のことを「あさがれい」といい、一般には朝食のことを「あさけ」といった。「
日葡辞書」には、「Asaqe
(アサケ)」「Asaiy
(アサイイ)」「Asamexi
(アサメシ)」の形があり、中世以降、「あさいい」「あさめし」の形も使われるようになった。「いい」に対して、「めし」は「めしあがりもの」による丁寧語であって、「あさいい」よりも「あさめし」の方が上品な言葉と意識されるようになった。
あさ‐いい ‥いひ【朝飯】
〘名〙 朝食。あさめし。〔日葡辞書(1603‐04)〕
あさ‐はん【朝飯】
〘名〙 朝の食事。あさめし。あさげ。
※書言字考節用集(1717)六「朝飯 アサハン」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「朝飯」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報