桶谷秀昭(読み)おけたに ひであき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桶谷秀昭」の解説

桶谷秀昭 おけたに-ひであき

1932- 昭和後期-平成時代の文芸評論家。
昭和7年2月3日生まれ。近代日本の文学やその思想的背景に関する評論を発表。昭和31年村上一郎らと同人誌典型」を創刊,41年より「無名鬼」を共同編集した。54年「ドストエフスキイ」で平林たい子文学賞,59年「保田与重郎」で芸術選奨。平成4年「昭和精神史」で毎日出版文化賞,7年「伊藤整」で伊藤整文学賞。東洋大教授。東京出身。一橋大卒。著作はほかに「土着情況」「近代の奈落」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android