森田初太郎(読み)もりた はつたろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「森田初太郎」の解説

森田初太郎 もりた-はつたろう

1833-1906 江戸後期-明治時代の能楽師笛方。
天保(てんぽう)4年生まれ。笛方森田流の家元9代。8代長蔵の弟の子。紀伊(きい)和歌山藩のお抱えだったが,維新後は困窮。小金で門人に森田姓の名のりをゆるし,派内を混乱させた。最後の宗家で,流儀の代表は分家2代森田操がついだ。明治39年9月23日死去。74歳。名は光俊

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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